厚紙の種類と用途別サイズのご案内

厚紙とはなんでしょうか。はっきりわかるような、わからないような話です。厚口の紙だということはわかりますが、何と比べて厚い紙なのか、どのくらいから厚紙となるのか、漠然としたことはわからないものです。薄手の紙は1000枚重ねたときの重さであらわされますが、厚手の紙は1㎡あたりの重さであらわしています。厚紙の多くは紙すきの工程で何層もの積層構造です。薄手の紙は新聞紙やチラシ、カタログなどの印刷物に使われる紙のことをさし、厚手の紙はパッケージやPOP、ディスプレーなどに使われるものです。さまざまな種類がある中でなじみのあるものを例に挙げると、段ボールなどが一般的でしょう。その他なじみがるものは、画用紙やハガキなども厚紙に分類されます。実は牛乳パックも正式にはミルクカートンという名前で厚紙に分類されます。

いつも目にする身近な厚紙…パッケージ

牛乳パックはとても身近なパッケージかもしれません。紙は耐水性がほとんどなく一瞬の水気には耐えられますが、長時間水にぬれた状態では強度を保てないのですが、牛乳パックは紙の両面をポリエチレンでコートすることにより耐水性を付加し、飲料保存を可能にしているうえに、古紙リサイクルされ、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどに加工されます。その他ボール紙ともいわれる板紙は、様々なパッケージに広く使われており、身近なものはお菓子の箱から文房具、おもちゃと数えきれない製品のケースとして売り場を賑やかにしています。画用紙やケント紙なども画材として使われるものも厚紙で、少しざらつきのある表面や均質な表面の紙は絵画の一部として重宝されています。同じ画材で書いた絵も紙の種類が違うだけで絵全体の雰囲気が変わり見え方が変わってきます。そういった表情豊かな紙が厚紙には多数あると言えます。

印刷も加工も厚紙だからこそできること

厚紙の特徴として表面の凹凸も味のうちでしょう。手漉き和紙に代表される和紙も凹凸感や独特な風合いが魅力的です。障子紙やふすまなどの和室の建築材料となり、耐久性が実はいいことが特徴です。同じ建築材料と言えば壁紙なんかも厚紙の種類の一部です。壁紙は厚みが増すほど表面の凹凸に立体感がでて高価となります。建築材料のほかにも画用紙などの厚紙も、表面加工が施してある紙が増えてきました。最近よく見るエンボス紙は金属ロールにプレスしながら模様をつけて作られた紙です。そういった紙で作られた製品パッケージは高級感が生まれ、商品イメージを損ないません。耐水性や耐油性に富んだ紙もあり用途はさまざまに対応できます。厚紙だからこその表面加工は紙としての風合いや魅力を超えた可能性を秘めていると言えるでしょう。